ケヤキが家づくりから消えた日
こんにちは!
一関で自然素材を取り入れた
気持ちのいい「自然素材の家」をつくっています。
「住み続ける家」 ~未来の子供たちにできること~
株式会社井上建築デザイン 代表の井上です。
住宅の性能がよくなりすぎて、使われなくなったんです。
(イメージ写真)
15年くらい前まではよく使われていたんですが、
最近ではほとんど使われることは無くなりました。
良い材が少なくなったということもあるのでしょうが、
住宅の断熱性と気密性が良くなり過ぎたのが一番の原因ではないかと思っています。
なぜ住宅の気密性と断熱性が原因かというと、
屋外にくらべて家の中は乾燥気味になるんですが、
無垢の木は乾燥気味になると割れや曲り、反りなどがでてきます。
ケヤキは“強い木”なので大黒柱によく使われていました。
“強い木”とは力強く育った木なので割れや曲り、
反りもまわりの材料に影響を与えるほど力強くでてきます。
建具が開かなくなるなんてことは当たり前で、
壁が割れたりすることもあります。
断熱や気密の性能に悪影響を与えることも考えなければなりません。
床の間に使われる“玉入りのエビ束”
杢目がきれいなので玄関や床の間などに魅せる用にも使われていたんですね。
細工に適したケヤキはマグロでいえば大トロの部位にあたります。
柱や構造材のような大きな材料を使わなくなったということは、
他の材料も出材されないので、
こういった意匠的な使われ方もみられなくなりました。
目通り八寸 樹齢約60年生
奈良県吉野杉の磨き丸太を大黒柱に使っています。
元と末の太さがほとんど変わらない良材です。
やはり割れや曲り、反りは出てきますが、
周りへ影響を及ぼすような材料ではありませんので採用しました。
丸太に存在感を持たせるために目通り8寸あります。
自然と子供も大人も抱きつきたくなる存在感です。
「住み続ける家」 ~未来の子供たちにできること~
株式会社井上建築デザイン
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